闘茶会とシンポジウムレポート

おかげさまで無事に闘茶会とシンポジウムが終わりました。

会場は旧伊久美小学校の多目的ホール。おそらく昨年の閉校後の物品譲渡会などで、窓についていた暗幕はなくなり、伊久美劇場期間中は、芝居用に手持ちの暗幕をつけている状態の多目的ホール。簡単に幕の開け閉めができないので、今回は全員同じ条件になるよう、暗幕を閉めた状態で開催した今日のイベントでした。そのせいもあってか・・・寒い!

ご来場の皆さま、とっても寒かったかと思います。寒さ対策などが不十分で、申し訳ありませんでしたが、集まってくださった皆さま、真剣に闘茶会に臨んでくださいました。ありがとうございました。

まずは色や形状などで産地を当てていきます。

参加者さんたちのメモ。皆さん独自にしっかりメモを取っておられました。

続いては実際に飲んで、産地を当てていきます。

裏方的には、途中、お湯が足りなくなりそうでお湯を沸かしたりなんだりでバタバタするところもありましたが、とっても気立ての良い静岡産業大学のボランティアの学生さんたちのおかげで、会はつまずくことなく進行。Iくん、Mくん、ありがとうございました!

農協から来てくださった山本さんには、闘茶会のノウハウを教えていただき、大変勉強になりました。

そして結果発表!入賞のお三方と奨励賞のHくん!

記念撮影もしました。

この闘茶会とシンポジウム、伊久美劇場のプログラムの一つではありますが、今回、「坂本藤吉顕彰実行委員会」というものを、企画者の西野恭正さんと、島田市議の天野弘さんが立ち上げ、色々な仕立てをしてくださいました。

闘茶会の後は、基調講演として、講師に岡村龍男さん(豊橋市図書館学芸員、元島田市博物館学芸員)。その後のシンポジウムでは、パネリストに菊池悠介さん(桜美林学園)、西野 真さん(日本茶インストラクター、茶商)、司会に天野 弘さん(島田市議会議員)が登壇。

こちらもたくさんの方が聴きに来てくださいました。

この企画自体が、企画者の西野恭正さんと天野弘さんの、伊久美とお茶に対する思いの表現なんだなと思いながら、運営サポートに尽力した1日でした。

表現をする人、それを支える人、応援する人・・・表現の仕方はみんなそれぞれ違うけど、誰もが「表現」していて、何かその人の大切なものに対して向けられた想い、というものを強く感じました。そこにいらした方はもちろん、気持ちを寄せてくださったすべての皆さまに感謝です。ありがとうございました。

明日はどんな1日になるのか。明日もよろしくお願いします!


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